WIKI ポンポコムービー 20080701
阿川佐和子。テレビにもよく出てるから、知っている人も多いんじゃないかと。。。あの人柄がそのまんま出たほんわか小説だった。

主人公ルイ(34歳?独身)は叔母であるトバちゃんと二人暮らし。だが突然トバちゃんが恋に落ち、家を出て行ってしまった!木造の一軒家にひとり取り残されたルイのもとに訪れたのは、おっさんとお兄さん。あれやこれやと始まる3人の共同生活の行方は…。

文庫版の表紙に描かれた女の人が宮沢りえに似てるから買ってみたこの小説。宮沢りえは全然関係なく、しかも分厚いけど、読みやすく登場人物もみんな個性豊かで可愛くて、とっても楽しめた。フランス文学教授が出てくるんだけど、やはりフランス語やってる男の人って、ゲイっぽくなるよね。うんうん。

女性は関係をきっちりきっちり決めたがる、って書いてたのはヨムヨムでの話の中だったかな。この本の中では、曖昧な関係が、物事をうまく進めるカギなのだと言っている。確かに、あの子は恋人だからとか、あの子は親友だからとか、そうやって決めると知らず知らずのうちにいろんなルールができてくる。いろんなことを期待して期待される生活。
でも曖昧な関係って女からしてみれば不安の塊だ。恋人っていう檻の中に相手を閉じ込めるからこそ出てくる安心感。醜いけどね。曖昧な関係を受け入れられるのは、大人の証拠なのかしら。

ってかそういう話じゃなかったはず(汗)
なんかこういうこと考えちゃう話でした。恋愛観とか人付き合いとか。いろんな形の出会いと別れが書いてある、ほんとにスープみたいな温かい話だったよ。

あと、いっぱい美味しい料理の情景が出てきて、無性に鶏がらスープを飲みたくなる。ものすごく美味しそうなんだよね…。

なんかあまり言いたいことが言えてないレビューになってしまったぜ。パソコンの前に居座りすぎだからだろうか…。


スープ・オペラスープ・オペラ
(2005/11)
阿川 佐和子

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梨木香歩が書いた小説の映画化。原作は未読…だっけかな。ずっと前に読んだ気もするけど、あんまり記憶に残ってない。

登校拒否になった中学生の主人公まいが、田舎のおばあちゃんちに住むことになる。そのおばあちゃんはイギリス人で、実は魔女。私も魔女になりたいという主人公とおばあちゃんの魔女修行が始まる。
「魔女になるために、いちばん大切なのは意志の力です。自分で決める力、自分で決めたことをやりとげる力。」
(ファンタジーじゃありません!)

映画自体はすごくドラマチックに作られていて、一見嘘くさいし子供だましな印象。なんてったって、文部科学省特別選定ですからね!
でも自分は泣きに泣きましたー。号泣でしたー。

何がいいかというと、まずおばあちゃん!サチ・パーカー(バック・トゥ・ザ・フューチャーにも出ているらしい)演じる西の魔女が素晴らしい!その包容力と温かさと厳しさのバランスと、ほんのりとした笑顔。可愛らしさ。優しい言葉使い。というか声の出し方!そして若干外国人訛りな日本語!このおばあちゃんが最初に出てきて、主人公まいの頬に手をおいて発する第一声で、なぜか泣く私。あまりに温かすぎたね。開始約20分。

なぜ泣けるかというと、おばあちゃんのまいに対する愛情がセリフひとつひとつに溢れているからなんだと思う。人を愛することって、JUNOでも言っていたけれど、おばあちゃんの言葉を借りるならば
「私はいつでもまいのような子が生まれてきてくれたことを感謝していましたから」
ってことなんだと思う。無条件に誰かを愛せること、誰かに愛されること、それってすごく難しいけれど、こんなに幸せなことなんだと映画を通して観客に伝わってくる。

最後の流れはちょっとさみしいけれど、でもラストシーンで救われる。まいはきっと強く美しい女性になるんだろうなぁ。私も魔女になりたい!

んでエンディングが「ゲド戦記」の歌を歌った手嶌葵なのですが、それがまたこの映画とぴったりのエンディングで、映画の余韻に浸れる素敵な歌だった。手嶌葵のアルバムチェックしてみよーっと。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩

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